市村 弘志

長年、日本の製造業の現場を支え続けてきたなかで育まれた、
安全性に対する高い意識。その基本は、日々の何気ないひと言から。

例えばひと口に、プラント配管工事業と言っても、会社ごとにその社風や仕事への取り組み方は大きく異なります。5年ほど前、同業種から当社に中途入社した市村には、身をもって感じている他社との違いを聞いてみました。

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「休憩中は冗談を言い合ったり、プライベートの話で盛り上がったりすることも多くあって、みんなとてもフレンドリー。すぐに馴染めました。仕事の面に関しては、前職も主に配管工事を手がける会社にいたので仕事が変わったという印象はなかったのですが、その一方で、いままで自分が持っていなかった技術や、持ち合わせていなかった安全性に対する高い意識がこの会社へ来て芽生えました。そういう点では、ひとつひとつが前にいた会社と大きく違います」

日本の成長期以来、現在も、この国を代表する製造業の現場を裏方でサポートし続けるのに必要不可欠な技術と志が、企業風土として代々受け継がれています。

「とても複雑で入り組んだプラント工場の空間内で、お客様がどう作業するかなどを想定して、使いやすく、また見た目も美しくなるよう製作しています。やっぱり自分たちが組み上げた設備で、実際にお客様が作業しているのを見ると毎度のことながら「やって良かったな」って思います。工事のなかで、自分たちで溶接した迷路のような配管を組み上げたら、漏れがないか気密テストを行なう工程があります。ダメな箇所があるときは当然ヘコみますが、試行錯誤しながらもまったく問題なくきれいにあげられたときには、大きな達成感があります」

これは、求められる難易度が高いからこその、達成感の大きさなのかもしれません。

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「新しく入社される方々へは、ひとりで悩ませたり、困った状況に置いておかないよう、丁寧に観ながら声がけしていきたいと思っていますので、不安を持たずに来てください。こちらからは、元気があってきちんと挨拶ができる方の応募を待っています。やっぱり、挨拶はコミュニケーションの基本ですから」

チームワーク作業によるクオリティ向上や、高い安全性の実現への第一歩は、やはり日々の何気ない挨拶からすべてが始まると、私たちも考えています。

※撮影の為、ヘルメット等外しております。