城山 哲

要求の高い現場では、世の中に通用する高水準のスキルが身につきます。
結果、個人としてもチームとしても仕事の幅が広がってくるんです。

　右も左もわからないまま入社した城山も、いまでは後輩の社員たちをまとめ、会社を引っ張っていく立場にまで成長しました。そんな立場の城山には、これまでの経験とこれからの展望を聞いてみました。

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「入社前は配管工事がどんなものなのかもわからず、またどんな仕事をするのかもあまり理解できていませんでした。でも、その加工方法や仕組みが少しずつわかるようになると、おもしろさがどんどん増していきました。どの仕事も同じ作業をすることがほぼないし、現場もいつも違うので、毎回やりがいを感じられると思います。具体的な仕事の内容でいくと、配管であれば、溶接施工、ネジ施工、塩ビ配管施工などがあり、それぞれの施工方法が異なります。施工後、現場にきれいに取り付けられた配管を見ると、毎度のことながら達成感を感じます。配管作業はやっぱり、最初にそのイメージを描けるかどうかが、美しく配列するためのポイントになってきます。そのほかは、高所作業車や足場を組んで、高いところでの造作があります。あとは、クレーンが荷台部分についたトラックであるユニック車やレッカー車を使って、重量のある大きな配管材料を吊るしたり運んだりする作業もあります」

　このような作業をするときにはそれぞれ資格が必要になってきますが、当社では、社員の資格取得に全社をあげて積極的に取り組んでいるので、安心して来て欲しいと思います。

「現場をまとめる人間として、組み上げる配管こそが自分たちの商品、という気持ちを持って、最大限使いやすく、美しく製作できるよう心がけています。つまり、自分だけが納得できる仕上がりというのではなく、お客様をはじめ、そこにいる誰もに納得してもらえる仕上がりを目指して作業をしています。そして、ときに失敗することは誰にでもあり、失敗することでさらに技術は向上するとポジティブに捉えていますが、同じ失敗は二度と生まないように心がけています」

　当社の担当する案件は、日本の製造業トップクラスの現場が多く、求められるレベルは高いところにあります。でも、難易度が高い分、広く世の中に通用する高水準のスキルが身についていくことは確かです。結果、個人としてもチームとしても技術のレベルが上がり、それに合わせて仕事の幅も広がっていきます。

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「いまの若い世代をはじめ、これから入社されるみなさんの技術レベルが上がっていけば、いまよりもっともっと幅広い現場を受け持つことができます。そして、若い世代も少しずつ教える立場になってくると、自然と責任感も生まれてきます。この好循環が会社のなかに生まれるといいなと思っています」

　この期待に応えてくれる新入社員のみなさんを、私たちも持っています。

※撮影の為、ヘルメット等外しております。